令和7年12月21日(日)、福岡女子大学にて開催された「DXハイスクール共創フォーラム in Fukuoka」に、本校の生徒・職員が参加しました。 本校は、文部科学省の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校として、デジタル人材の育成に向けた様々な取り組みを推進しています。
■ 東京大学 山肩洋子教授による基調講演
東京大学 情報基盤センター教授の山肩洋子氏より、「『楽(らく)』ではなく『楽しい』ほうへ。」という演題でご講演いただきました。
先生の研究内容について
最新のAI技術を用いた非常に興味深い研究事例をご紹介いただきました。
- 画像処理: 食材の同一性を判定する技術。
- 自然言語処理: レシピを機械に理解させるため、マルチラベル分類問題の特異性に着目した研究。
- 栄養士支援アプリ: 大規模モデルでは対応が難しい「家庭料理の写真」から栄養量を推定し、栄養士の業務を助けるモデルの開発。
高校生へのメッセージ
AIの専門的なお話だけでなく、これから社会に出る生徒たちへ向けて、大切な「マインドセット」を伝授してくださいました。
- 仕事のレベルが上がるほど、信頼やコミュニケーション、時間を守るといった人間力が重宝される。
- 「マシュマロテスト(自制心)」や、周囲からの期待を力にする「ピグマリオン効果」の重要性。
- 何より大切なのは「戦略を練ること」。自分がやる気になる方法を考え、他者とはwin-winの関係を目指す。
- 楽しく生きるために、「自分は運がいい」とポジティブに捉えること。
■ ポスターセッションと体験ブース
午後のポスターセッションでは、DXハイスクール採択校16校による実践発表が行われました。 各校が掲げる目標に合わせ、最新のデジタル機器をどのように学びに取り入れ、デジタル人材を育成しているか、その具体的な成果が共有されました。また、大学や企業10団体による体験ブースも設置され、デジタル分野の最先端の魅力に直接触れる貴重な機会となりました。
■ 生徒の感想
参加した生徒からは、以下のような前向きな声が聞かれました。
- 「課題研究に活用できそうなヒントがたくさんあった。」
- 「AIについて詳しく知らなかったが、その可能性や仕事のすごさを実感した。」
- 「これからは、自分は運がいいと考えて生きていこうと思った。」
今回のフォーラムで得た刺激を糧に、本校では今後もDXを通じた「未来の学び」をさらに深めてまいります。







