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令和4年度の学校経営方針について

 

 

令和4年4月1日

 

福岡県立香椎工業高等学校長

 学校経営方針

 

「タフ」で「しなやか」な工業人の育成を図る!

 

 


本校は本年度で創立61周年を迎える工業の専門高校である。

工業の専門高校として

 

「モノづくりは人づくり」~創造性たくましい工業人をめざして~

 

次世代の工業人としてのリーダーを育成するために、校訓である「自立・協同」の精神を活かしつつ、「タフ」で「しなやかな」工業人の育成を図る。「自立・協同」とは、「まず自らの力で各自の確立に努め、次にお互いの心と力を合わせ助け合って一事をなす。」ということであり、社会人としての基本的な心構えを説いたものである。この精神に則り、複雑かつスピード感のあるこれからの社会において求められるたくましい創造性を育む。

具体的な目標・方策を以下に述べる。

 

 具体的目標

(1)キャリア教育の充実

「生徒一人ひとりの多様な進路実現」に向けて、新教育課程の確実な実践を行い、就職だけでなく公務員や大学進学等への進路指導体制の構築を図る。多様な生徒の可能性を伸ばす指導を充実させることで、生徒一人ひとりの多様な進路に応じた教育を行う。また、大学等との接続についても積極的にアプローチを行う。

 

(2)継承されるものづくり・引き継がれる伝統技術を守る

「鎧兜の製作」をはじめとする日本の伝統文化の継承を率先して行い、伝統文化の継承に尽力する。また、ものづくりをとおして、地域や社会の健全で持続的な発展を担う職業人を育成するため、地域との連携の強化を図り、積極的にボランティア活動や地域行事への参加等を行う。

 

(3)授業規律の確立と授業力の向上により、「人を育てる授業」を展開する

「鍛ほめ福岡メゾット」の実践を推進し、「主体的・対話的で深い学び」に向けた「アクティブラーニング」を行い、探求心の向上と創造性の育成を図る。

最先端科学技術の進展・グローバル化・産業構造変化等にともない、必要とされる専門知識・技術も変化及び高度化しているため、教師自らが自己研鑽に励み、ICTを用いた授業づくり、実践学習を通じた学習意欲の向上と維持に努める。そのためには、専門的な技術および知識の定着を確実に行い、多様な課題に対応できる課題解決能力の基礎となる創造力を育成することが重要であり、「課題研究」等の自主的創造的な学習活動をより一層充実させる。

 

(4)修学支援を迅速に進める

 不本意な転退学を防ぐために生徒サポート委員会を毎月開催し、遅刻や欠席を繰り返す生徒の適切な指導や不登校・不適応等の方針と対応等について協議する。さらに、生徒情報を職員会議で共有し、組織的な対応に繋げる。また、職員は学期初めの二者面談や学期終わりの三者面談をとおして生徒理解に努め、生徒の心の変化を見逃さないなど日常の生徒観察に努める。

 

(5)組織的な道徳教育の展開

 道徳的判断力、道徳的心情、道徳的実践意欲と態度を養うため、授業、学校行事や特別活動など学校の教育活動全体を通して、計画的組織的に道徳性の育成に努める。この基盤の上に、自立した人間として他社と共によりよく生きることが可能になる。まさに本校の校訓である「自立 協同」の実践が道徳教育そのものであるといえる。


(6)創立60周年記念関連行事を教育活動に生かす

本年度は創立60周年記念式典をはじめ関連行事を教育活動に組み込んでおり、その意義を十分理解して取り組むことで、校訓の「自立 協同」の精神を体感させ、誇りや帰属意識の育成を図る。

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